頸椎 椎間板 ヘルニア を説明するには、まず、頚椎の説明をする。
頸椎（けいつい）は、背骨の一部だ。その背骨の中で首の部分を構成している骨を頚椎と呼ぶ。この頚椎は、７個の椎骨（ついこつ）から構成されている。頚椎を構成する骨だがら、椎骨だ。
７個の椎骨には名前がある。といっても、番号で、上から第一頸椎、第二頸椎・・・第七頸椎となっている。
椎骨は、骨だから、直接に椎骨同士がぶつかると、あまりよろしくない。で、この椎骨の間に挟まっている緩衝材、クッションの役をしているのが椎間板（ついかんばん）だ。椎...

頸椎 椎間板 ヘルニア の 原因は、椎間板の年齢的な変性が大きい。簡単に言えば老化だ。椎間板は、人間の体でも、老化が早くはじまる部分と言われている。緩衝材であるはずの椎間板だが、弾力や柔らかさが減り、衝撃や運動に対して、もろくなってきている。ここに、骨全体が脆くなる骨粗しょう症（これも年齢が大きな要素だ）なども加わると、発生の可能性は、大きくあがる。30代から50代が、頸椎 椎間板 ヘルニアが、よく出る年代と言われている。

老化が根本原因にある頸椎 椎間板 ヘルニアだが、引き金は外傷、外圧のこ...

頸椎 椎間板 ヘルニアは、神経や脊髄を圧迫する。だから圧迫する場所で、現れる症状も、様々・・となる。

まず、代表的な症状は、首の痛み、こりである。
また、何とな～く体調が悪い。肩こりが以前よりひどくなる。首が何だか痛い。頭痛、めまい、視力が落ちてきた、ぼ～とする。頸椎 椎間板 ヘルニアとは気がつかないような症状もある。

頸椎 椎間板 ヘルニアは、手や足の痛みや痺れになることも多いが、朝よりも、午後から夕方にかけて、症状がひどくなることが多い。
手足の痺れや痛みは、片側だけのこともあるが、両方...

頸椎 椎間板 ヘルニア 検査だが、Ｘ線検査では、頸椎 椎間板 ヘルニアを発見、診断することはできないと言われている。Ｘ線検査は、骨そのもののを見るものなのだ。
頸椎 椎間板 ヘルニア 検査や診断は、CTやMRIでないと、わからない。CTやMRIで得られた画像と、いろいろな自覚症状から、頸椎 椎間板 ヘルニア と診断されることになる。
だからＸ線検査をしたから、頸椎 椎間板 ヘルニアの心配がない・・とはならない。
病院に行った際、頸椎 椎間板 ヘルニアの可能性を心配しているのに、CTやMRIを考え...

頸椎 椎間板 ヘルニア は、素人が自宅で治療することは考えないほうがいい。整形外科の専門医と相談するべきだ。

頸椎 椎間板 ヘルニア の治療方法は、
・保存（固定）治療
・薬物療法
・温熱療法
・神経ブロック
そして、手術だ。

まず、頸椎 椎間板 ヘルニアの保存治療は、頸部に頸椎カラーを着用する。その間、圧迫で痛みは出るが、
約３ヶ月で、手術になることは、あまりないという。
薬物療法は、非ステロイド性の消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、神経賦活薬などを用いる。
温熱療法は、血行を促進して、筋肉のこりや痛...